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文化の日:博物館活動も秋空いっぱい、am平潟河岸を歩く体力派、pm『市史』吉宗・房総の牧改革へ

更新日:2022/12/26
掲載日:2021/11/03

「文化の日」、秋の青空いっぱいの一日、博物館にもたくさんの家族連れがプレイルームで遊んで帰りました。21世紀の森と広場+森のホール+博物館の3館によるクイズラリーも好評。最終6番目の回答場所とグッズ交換場所なのでにぎわいました(写真1)。また、友の会では、午前中「平潟河岸コース」の徒歩見学会に20数人が参加しました。、午後には博物館実習室で『松戸市史—小金牧(こがねまき)』の{吉宗時代の7牧の改革ページ}を10数人が読み進みました。それぞれ「松戸を知る会」と「松史会」の学習部会のメンバーによる「文化の日」の集りとなりました。

▶am 平潟河岸(ひらかた・かし)跡は、松戸駅西口から北西へ1.5キロほど歩いた地域です。坂川を超えて樋古根川(ひこねかわ)の手前から対岸になります。江戸時代から江戸川の湾曲した砂洲部分にできた、船泊りのような地域として栄えた場所。今回は、「高砂通り」・「松の木通り」と言われた道筋を追いながら、みちびき不動尊、旅籠千檀家、平潟遊廓跡、平潟神社、坂川排水碑、川の一里塚、旧水戸街道を廻りました。いつもは、"座学"ですが{松戸にいながら松戸を知らない!}メンバーによる熱心な{現場めぐり}でした。ガイドは会員・村上雄一郎さんでした。(写真2)
▶pm 『松戸市史—近世編』の講読は、これまでに、初期の江戸開府以降の市内各地域の開発を読み終え、現在、江戸中期の「小金牧」の節に入ってます。史料を基にした実証的な記事を読んでいきますので、気軽に読むとは、言えない"知的なヤル気力!"が伴います。今月は、平野さん(六高台)が講読担当でした。8代将軍・徳川吉宗の時代、幕府財政の厳しくなってきた時期のこと。房総半島に7か所ある野生馬の放牧地を測量し直し、飼育方法も合理化し、土地の有効利用へとすすめる話。幕府役人のうち、才覚のある地方武士が能力を発揮し、地元とおりあいをつけていくことに。小宮杢進(こみや・もくのしん)なる人物が活躍していく。父親は31年間、天領の代官だったが、その四男だった杢進は、養子となり同じく天領の代官となっていく。当時の出世への"勉強と能力"の紹介文や地元の影響や対応が具体的で興味深い。(写真3)
 来月12月は、12/1水曜・実習室―午前中「松戸を知る会」、午後「松史会」が例会を開きます。会員募集中です。

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