この夏は、江戸時代をじっくり!資料展・読み物・講演会へ  №520.

更新日:2022/12/26
掲載日:2022/07/27

 現在、博物館では、1,『江戸時代編―古文書をみる 絵図をよむ資料展』をひらいてます 8/28(日)まで、無料、月曜休館。
 
40点余の古文書や絵図は、江戸時代の現物の館蔵資料です。『宗門人別帳』とか『御用留』(ごようどめ)といった書き付けや、高城家の"『由来書』"や『松戸村絵図』といったものもみられます。説明書きを読むほどに、200年前の松戸地域の息づかいが感じられるでしょう。
 4月から、当館の館長に就任された渡辺尚志(わたなべ・たかし)さんは、近世史専門家です。講演会も予定されています。著書は多数ありますが、市内の図書館でも借りられる{江戸物とくに百姓にかかわる本}を紹介しておきます。3つの関連講演会もあります。この夏、じっくり、"江戸時代の姿"を探ってみましょうか。
 
 2,江戸時代の百姓を学ぶ―渡辺尚志館長の著書から
*どの本も、とても読みやすく、わかりやすく書かれてます。各節が短く、焦点がはっきりし、解説があります!。
①『百姓の力―江戸時代から見える日本』柏書房・2008年刊行:
②『百姓たちの幕末維新』草思社・2012年2月刊行:
③『武士に「もの言う」百姓たち―裁判でよむ江戸時代』草思社・2012年12月刊行:中山文人学芸員も推薦です!
④『近世百姓の底力―村からみた江戸時代』日本歴史 私の最新講義・敬文社・2013年刊行:
 
 3,講演会があります  *当ネットで報告予定です
①「古文書から探る松戸の江戸時代」 富澤達三・松戸市立博物館学芸員・7/31(日) *当友の会との共催事業。
②「近世松戸の村とくらし」 出口宏幸氏・江東区文化財主任専門員・8/6(土)13:00~博物館ネットから受付中。
③「江戸時代の小金宿とその周辺」 渡辺尚志館長 9/18(日) 13:00~ 8/18から博物館ネットで募集開始。

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