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松史会3月例会終了:『松戸市史』—銚子や関宿から追い込まれる「お鹿(しし)狩り」の詳細へ!

更新日:2023/03/12
掲載日:2023/03/03

 花粉症がコロナ8期とともに盛んです。3月例会は3/3金に変更されましたが、11人が集まりました。3月の年度終了もあって、講読の『松戸市史ー江戸時代の章』を”続行していくか?”、話し合いました。10年余の講読の経過は、始めは「博物館ガイドブック」から松下邦夫氏の『松戸の歴史』を読了していきました。4年前から、『松戸市史の近世編』(江戸時代)を読み始めました。古文書が多くなってきて、各員も”楽しく学ぶというよりは、読み下しがたいへんになってきた!!”が本音。どうする!?となってきてました。講読の輪番になる会員には、興味が沸かなくなった!と退部者も目立って来ました。

 松戸史談会の論文集から参考文を選んで読む話や、松戸に関するエッセイ集などの候補もあがりました。ただ、いづれもが、”市史によれば…”となってしまうので、適切な教材が見当たらないことです。結局、”古文書部分は概略にすませ、読み進みを倍にして、先に進もう”ということに落ち着きました。江戸期の半分を読み進んできていますので、もうひとガンバリしよう!というところです。

3月例会:Nさん担当。古文書部分を増田さん。350p―{寛政7年(1795)3月に行われた、11代将軍家斉(当時22歳)の鹿狩(ししかり))は、その4,5年前から旗本の諸士かた突きだめし、稽古をし、…}『小金御狩記』。とあるように、かなり以前からその催しのあることが知らされていたようだ。前年11月には、葛飾郡内117村、印旛郡47村、千葉郡内76村、相馬郡内33村などから人足5000人が動員され、2泊3日がかりで野馬を追い込んだりしている。正月には、松戸宿と金町村の関所前、江戸川渡船場には、鹿狩当日のための船橋架橋工事が始まっている。

 追い勢子たちは、小金から銚子までの例では80Km、10日の予定で当日の二日前までに到着を求められていた。一日当たり一升の米が支給されたが、食料・飲料・燃料などは自己負担では、見合うものではなかった。詳細の報告を読むと、なかなかの実情もわかってきます。

 次回4/5(水)13時半~、{お鹿狩り当日の様子}です。担当はTさんです。当日限りの参加も可です、30分前ならコピーいたします。

(F/M)

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