9月例会:9/13金・市民劇場です。CD朗読鑑賞は『斜陽』・各自発表も
台風10号が、時速15キロとゆっくりの北上、松戸の日曜日は、ときおりの強い雨です。9月例会は、9/13金・市民劇場です。延期されてきたCD朗読の『斜陽』(太宰治)を聞いて、感想を交換する予定です。 10月例会:10/11金・市民会館。11月例会:11/8金・市民会館。12月例会は12/13金・勤労会館(毎月3か月前に抽選申し込み、9日に結果発表です。小野瀬さんが申し込んでます!) リサイクル本に追加分です。いずれも少年少女向けの全集/全30巻からの一部です。大文字/挿し絵/フリガナつきです、解説が”そーなんだ!”と、改めて、感心させられます!。『少年少女日本文学全集』講談社・昭和60年~昭和63年発刊。書名の他の作品・作者も載ってます。 ◎⑤『小僧の神様・一房の葡萄』志賀直哉: ◎⑥『トロッコ・鼻』芥川龍之介:{…芥川龍之介が夏目漱石の晩年の弟子であることは有名だが、鈴木三重吉の門下生で、龍之介の先輩にあたる作家だった。まだ無名時代に、三重吉の推薦で『新小説』という雑誌に、執筆の機会を与えられ、出世作の『芋粥』を発表したという縁もあった。そうした恩義のある三重吉のすすめで、龍之介は不慣れな童話の世界に手を染めることになったのである。童話の第一作は『蜘蛛の糸』で『赤い鳥』の創刊号に掲載された。龍之介の歴史小説の多くと同じように、この作品にも典拠がある。…蜘蛛の糸にすがって地獄からのがれようとしたカンダタが、糸を独り占めにしたい欲心のために、ふたたび地獄に転落するという話のすじ…。しかし、原話では、釈迦のさしのべた蜘蛛の糸が大乗(衆生を彼岸に導く舟)の糸であり、何千万人の人間がとりすがっても、決して切れることがないという点が強調され、したがって、糸が切れた理由は、釈迦の慈悲を信じ切れなかったカンダタの我執に、より多く帰せられることになった。…}ー解説・三好行雄から。 ◎③『ふるさと・野菊の墓』島崎藤村・伊藤左千夫; ◎⑭『赤いろうそくと人魚』小川未明: ◎⑲『母六夜・叔父さんの話』大岡昌平・中野重治: |