2月例会報告:5月の輪読会{父と暮せば}決定・CD『富嶽百景』鑑賞 №130.

更新日:2025/02/28
掲載日:2025/02/20

 梅が咲き出し、白梅は一杯となり、紅梅はこれから、というところ。2月例会は2/14金、市民劇場1Fで開催。前半は、5月の戸定邸公園での『青空輪読会』のテキストを決める話へ。               

 前月の集まりでは、題材を”3種類・3グループにわかれて!”ということでした。題材の希望10種類を聞いている中、”一つの題材を、全員で読み通す方が、会員の一体感が増す!”ということになっていきました。一つの作品を全員で、読み継いでいく題材へとなり、井上ひさしの戯曲『父と暮せば』に挑戦することになりました。3月例会に分担を決めていきます。                         このあと後半は、CD朗読鑑賞―太宰治の『富嶽百景』でした。残り時間わずかの自主朗読には、『平家物語』の{壇ノ浦合戦前日のシーン}の熱弁、諸井薫の30年前のエッセイ「リアリズム」から{男と女の愛の執着の違い}をサラリ、でした。                               3月例会:3/14金・市民劇場、4月例会:4/11金・勤労会館、5月は青空・野外輪読会5/9金、戸定邸(とじょうてい)公園/松雲亭となります。

青空朗読会での候補作には、次のような作品候補がありました。伊豆の踊子・トロッコ・偸盗(ちゅうとう―芥川)・ビルマの竪琴・山椒大夫・高瀬舟・グスコーブドリの伝記(賢治)・僕のお姉さん(丘修三)・大造じいさんとガン(椋鳩十)・西の魔女が死んだ(梨本)・他。
 *『父と暮せば』は、井上ひさしの戯曲。1994年に初出、98年刊行。原爆投下3年後の広島を舞台に、被爆した父の亡霊と娘を描く。広島でひとりだけ生き残った負い目の娘に、亡くなった父親の幻が、娘の恋を激励していく。広島弁の会話、父と娘だけの登場人物。

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