6月例会再開:この3か月各員報告と『不断草』輪読 、次回7/10金・勤労会館
6月例会が6/12金、市民会館会議室で再開されました。3・4・5月例会がコロナウイルスの汚染拡大で休会となっていました。入室者の半数制限や出入での消毒などもありましたが、休会中の各員の過ごした出来事とか、教本の『浮雲』への解説、『不断草』の輪読、持参の作品披露もおこなうことができました。 まずは、今月司会担当の小林さんから『浮雲』・二葉亭四迷による、日本初の言文一致体の小説についての解説がありました。明治20年のこの作品のダイジェスト文から、文語と口語の入り混じる文を読んでいきました。"鷗外の文語体の『舞姫』のほうが、まだ読みやすい!"と、いうことになりました。さらに、教本の山本周五郎の『不断草(ふだんそう)』を会員7人が随時に輪読してみました。時代物を読むときは、現代文とはちがいがあるようです。当番発表者のCさんは『くじけないで』(柴田トヨ)の詩を紹介。他に、Kさんは、拉致被害者家族で亡くなられた横田滋さんに関連して、娘さんのめぐみさんの中学校同級生の書いた『よこ 隣で呼べた日々』を、Oさんは新聞広告の文面{大逆転は、起こりうる―}の詩文など、持参の作品を披露しました。 須藤講師からは、"孫の1年生はコロナで入学式もないままでした。若い方からオンラインの通信方法を教わりましたが、自分の顔を画面でみることになり、ビックリ!することになりました!"と笑わせました。 |