活発な議論

更新日:2023/02/20
掲載日:2023/01/31

 新しい試みとして昨年12月に「小僧の神様」、今年1月に「杜子春」と俳優陣によるCD朗読を鑑賞してから議論することにしたところ結構評判がいい。

 2月は鴎外の「高瀬舟」を鑑賞する予定である。どれも教科書に掲載されていた主題が明確な作品であり、昔、親しんだ作品であるかもしれない。今後も続けたいと思っているが、短編で主題がはっきりした作品を選択することがたいへんになってきそうだ。 

 私ももう読みそうにない書籍を寄付しようと思います。村上春樹「ノルウェーの森」、宮下奈都「羊と鋼の森」、大佛次郎「帰郷」などです。村上春樹は昔、何冊か読みましたがどうも1980年代の文学であり、ある種の社会性に欠けているのかなという感じです。大佛次郎はやはり文豪ですね。彼の「パリ燃ゆ」は長編傑作であり、また読みたい作品です。小林英一