3月例会:自主発表―講談えほん西行・康成の美しい日本語・杉浦明平・西岡常一など、CDは山月記

更新日:2023/03/23
掲載日:2023/03/10

 3月例会は3/10(金)勤労会館で開かれました。4月例会日には、昼食会、有志で南流山図書館へ見学会を行う事、5月は例会とは別に21世紀公園で青空朗読会を開くことを決めました。青空朗読会では、『走れメロス』と『山月記』(さんげつき)の、2グループに分かれて行います。今月のCD朗読試聴は、『山月記』でした。佐藤さんによる発声練習「下郎(ウイロウ)売り」、6人の自主朗読、リサイクル本交換もありました。

4月例会:4/14金 市民会館 *昼食会(松戸駅東口・スピカ)→南流山図書館見学会―何れも希望者で実施。                

5月例会:5/12金 市民会館 *5/19金 21世紀公園で青空朗読会

6月例会:6/ 9金 市民会館

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3月例会での自主発表者―

◎『講談えほん 「西行 鼓ヶ滝(つづみがたき)」』神田松之丞監修。有馬温泉の近くの鼓ヶ滝で、西行が一首を作句する。しかし、泊まった爺・婆・娘が、その歌をさらに仕上げていく。「伝え聞く鼓ヶ滝に来てみれば沢辺に咲きしたんぽぽの花」は?。(佐)

◎『美しい日本の私』川端康成・ノーベル文学賞の受賞講演から。「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨脚が杉林の密林を白く染めながらすさましい早さで麓から迫ってきた。…」(『伊豆の踊子』冒頭)。『雪国』・『古都』など紹介。(小)

◎『ぼくのお姉さん』丘 修三・作。ダウン症のお姉さんをもつ弟の言葉。ある日、お姉さんと、父・母・ぼくら一家はレストランで食事会を開いた。お姉さんが、福祉作業所からの給料で招いてくれたのだった。―前月に続く、作品紹介。(瀬

◎新聞の切り抜きから。”愛用のお茶の味”をめぐるのエッセイ紹介。(杉)

◎杉浦明平の小文。記録文学を打ち立てた杉浦は、愛知県渥美半島の海の岩礁から採れる、コブノリの味を絶唱。海水の汚染で採れなくなり、クロダイもいなくなったこと。明平(みんぺい)は平成13年3月14日に亡くなっている。(高)

 ◎西岡常一(にしおか・つねかず)のエッセイー法隆寺の専属の宮大工。1908~1995年没。奈良県法隆寺町生まれの、親子三代、宮大工。”たいていのことは、機会・コンピューターがやってくれます。しかし、頭で覚えたものはすぐに忘れる、身体に覚え込ませるが大事、先人の技と知恵を受け継がねば…”と。(上)

以上 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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