当会”松戸・朗読”でネット/ヒットします!元気な例会へ 7/14金・勤労です №90.
6月例会は、6/9金、市民会館で開かれました。当会の活動紹介は、月2回、1日付けと20日付けでネット紹介してます。”「松戸 朗読」でヒットしますよ!読んでます!”と、うれしい反応の声がありました。 ◍CD朗読鑑賞は、夏目漱石の『それから』でしたが、初めての長編小説からのこと。これまで聴いてきた『杜子春』、『小説の神様』、『山月記』のような、短時間で読み終えられる作品とはちがいました。感想を述べ合うには、ちょっと荷が重たかったことです。{…近代文学の基本となる言葉―不安、孤独、惨酷、世間、愛、金、自然、人格といった、それまでの江戸文学にはなった日本語で文学表現を担った漱石。急速に普及した新聞紙上に掲載した”国民文学”であった。…}と、kさんの熱弁がありました。”西洋文化を背負った明治知識人の苦悩を象徴するものとして、男女の三角関係を作品にした”と、ダメ出し。 ◍例会では、5月の21世紀公園での青空朗読会の反省と各自の自主朗読も行われました。なお、7月例会は、7/14金・勤労会館、(8/11金・勤労会館は夏休みにするか7月例会で決めます!)、9月例会9/8金・市民劇場(市民会館を変更)です。10/金・市民会館の各会議室。10::00~2時間。300円。 以下、各自の持参の主な作品です。最近の映画『宮沢賢治の父」にちなんだ話がでました。 ・原民樹『原爆小景-これが人間なのです』―凄惨な死にゆく人々。 (s) ・宮沢賢治『肺炎詩篇より―眼にて言う』―映画でも、賢治の穏やかで暗くない表情は、この詩にある無我の境地と自然体験から生まれたのだろう。 (k) ・亀井勝一郎のエッセイから―奈良・中宮寺で出会った如意輪観音を見て、ヨーロッパと日本における「思惟」の形のちがい。 (上) ・イラストレーターの和田誠と作家の村上春樹との{ジャズ談義} (高) ・宮沢賢治『なめとこれ山の熊』―実家が質屋だったことに、なじめなかった賢治の作品。旦那と呼ばれる金勘定には勝れた人のいやらしさ。 (藤) |