10月に市民向け『ミニ朗読講座』開催へ。7月例会終わる
酷暑、”10万年に一度の暑さの到来でしょう!”と、朝のテレビ番組。京都の祇園祭りに行って来たkさんは、”京都は暑かった!”でした。7月例会は、見学者もあって、13人が集まりました(写真)。小林代表からは、”これからは、毎月の会報を発行して、記録をきちんと残すようにします”と発言がありました。 ◐{10月の例会日10/13(金)午前中、南花島の古民家『隠居屋』にて、3回目の「ミニ朗読講座」を開く}ことを決めました。昨年は、7人の市民の方が、会員ともどもで『舌切り雀』を輪読しました。ことしも、須藤美智子先生の”模範朗読”もいただきながら、会員発表や朗読講座を楽しみたいことです。『松戸市報』にて案内を掲載していきます。 ◐8月例会は8/11金・祝・勤労会館-各自の発表です。9月例会:9/8金・市民劇場、10月は上記のミニ講座となります。「リサイクルコーナー』では、今月は好評で15冊のほとんど引取りとなりました。ありがとうございます。ご利用ください。 * * * ◎7月例会では、CD鑑賞は『黒い雨』(井伏鱒二)からでした。1966年に発表された作品。「…原爆という未曽有の戦争犯罪によって、病魔に侵され差別され、壊されてゆく人間たちの不条理を訴えた作品}でした。 ◎自主朗読は3人が行いました。『三画と四角』巌谷小波(いわや・さざなみ)。ベルリン大学で日本語を教えた小波は、”発音通りに仮名遣いを書く”提唱者。教本のテキストもすべて振り仮名指定でした。(松) ◎『かわいそうなぞう』(土家由岐雄)は、太平洋戦争の頃、上野動物園では猛獣処分の命令で、3頭の象も処分された実話にもとづく話。今月、近くの小学校への朗読協力で、3年生に読み聞かせをして来ました。(佐) ◎『沼地』(芥川龍之介){ある雨の降る日の午後であった。わたくしはある絵画展覧会場の一室で、小さな油絵を一枚発見した。発見――と云うと大袈裟だが、実際そう云っても差支えないほど、…}。5分もあれば読み終わる芥川の掌編。しかし、鋭い批評性が感じ取れる内容です。(林) |