中野牧を歩く(初富駅から新鎌ヶ谷駅まで) 初富小学校から福太郎アリーナまで
初富小学校西側の勢子土手沿いの小道はしばらくは、高さ2メートルはあると思われる土手を右側に見て進みますが、しばらくすると徐々に高さも次第に低くなります。小道の左側の住宅地を外れるとテニスコートなど広々としたいかにも鎌ヶ谷市の郊外という感じのところを進みます。土手も高さはありませんが土手とわかる場所がありました。 迅速図には、このあたりからもう一本勢子土手が分かれていたところがあるのですが、住宅地になっているため土手は見つかりませんでした。(添付した地図には入れています。)その後、鴻徳神社(昭和57年・1982年に鎮座された神社)を通ります。しばらくして、小さな信号のある横断歩道を渡るとしっかりした勢子土手を見ることができます。(写真A)この土手はしばらく続きます。 その後は、土手沿いの小道はそのまま続き、ひょうたん公園に着く頃には大きな道となります。ひょうたん公園には、野馬土手が少し見ることができ(写真B)、その先は個人所有地となるため不明でした。ひょうたん公園の先から道は、坂を下り小さな川を渡ります。このあたりは土手は見えません。そして坂を上がりしばらく歩みを進めると、福太郎アリーナが見えてきました。昔は、野馬土手が小さな川付近から続いていたのでしょうね。 比較的交通量の多い道路を渡り福太郎アリーナ内に入ると、高さはありませんが野馬土手を発見しました。(写真C)鎌ヶ谷市の説明版がなければ野馬土手と気が付かないほどの高さです。この野馬土手は、福太郎スタジアムで切れていますが迅速図などで確認するとまっすぐその先の谷地まで続いていたようです。(写真D)スタジアムの反対側で探しましたが形跡は認められませんでした。その後は、北総鉄道工事や周辺の開発のために崩されたのかもしれませんね。このあたりは、軽井沢新田と初富村との境界に設置された野馬土手のようです。 今回は、ここで終了となります。中野牧の北東部にある勢子土手と野馬土手を歩きましたが、車の通りも少なく、比較的野馬土手が残り説明版を完備されているので面白いコースだと思います。私たちは、これから新鎌ヶ谷駅まで歩きます。 それでは、次回をお楽しみください。 写真は、右側から写真Aです。立派に残っている勢子土手です。 左から2番目が写真Bです。瓢箪公園に残る野馬土手です。 左から3番目が、写真C です。福太郎アリーナに残る野馬土手です。 左から4番目が、写真Dです。福太郎スタジアムを横断するように野馬土手があったと思われます。
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