館長講演会:城跡の村の江戸時代「大谷口村の大熊家文書」から 読み解く*ウエブサイト    №540.

更新日:2023/01/10
掲載日:2022/12/09

松戸市博物館友の会20周年記念行事の最後を飾り 12月9日 森のホール21 小ホールにて  会員・一般応募の方 満席の聴衆をむかえ
渡辺尚志 松戸市立博物館館長による『城跡の村の江戸時代』の ご講演をいただきました。
江戸時代の主人公は 村に住む百姓たち    話の舞台は 下総国葛飾郡大谷口村(松戸市大谷口) 城跡(小金城)にできた村。
その大谷口村の名主 大熊家に伝わる文書から
 ①江戸時代も続く高城氏との関係
 ➁村のことは 村で決める・・・・村人たちの自治
 ➂領主財政をめぐる百姓たちと領主のせめぎあい
 ④武士になった大熊伊兵衛・・・百姓から武士へ の4項目にわたり 実に わかりやく ご解説いただきました。

 松戸市に残る古文書は かけがえのない松戸市域の歴史をかたるとともに 「江戸時代とは何か」という日本史の大問題にも迫る
貴重な文化財であることを 認識した 松戸市民として ちょっと 誇らしい気持ちになった一日でした。
渡辺館長 ありがとうございました。                             友の会 一同

 今回 ご講演いただいた 大谷口を 渡辺館長と共に 巡る 特別企画『城跡の村 大谷口見学会』を 2月に開催いたします。
 詳しくは https://sites.google.com/view/tomonokai2026 です。

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