松戸市博物館友の会20周年記念行事の最後を飾り 12月9日 森のホール21 小ホールにて 会員・一般応募の方 満席の聴衆をむかえ
渡辺尚志 松戸市立博物館館長による『城跡の村の江戸時代』の ご講演をいただきました。
江戸時代の主人公は 村に住む百姓たち 話の舞台は 下総国葛飾郡大谷口村(松戸市大谷口) 城跡(小金城)にできた村。
その大谷口村の名主 大熊家に伝わる文書から
①江戸時代も続く高城氏との関係
➁村のことは 村で決める・・・・村人たちの自治
➂領主財政をめぐる百姓たちと領主のせめぎあい
④武士になった大熊伊兵衛・・・百姓から武士へ の4項目にわたり 実に わかりやく ご解説いただきました。
松戸市に残る古文書は かけがえのない松戸市域の歴史をかたるとともに 「江戸時代とは何か」という日本史の大問題にも迫る
貴重な文化財であることを 認識した 松戸市民として ちょっと 誇らしい気持ちになった一日でした。
渡辺館長 ありがとうございました。 友の会 一同
今回 ご講演いただいた 大谷口を 渡辺館長と共に 巡る 特別企画『城跡の村 大谷口見学会』を 2月に開催いたします。
詳しくは https://sites.google.com/view/tomonokai2026 です。